トロパエオルムの葉の形

同じアズレウム(交雑)でも葉の形はそれぞれ異なる.切れ込みの深いもの,細くて繊細なもの,葉全体が丸っこいもの…とそれぞれ個性的.

元来アズレウムの葉は繊細な感じで5~6裂している形が多い.そんな中,昨年あたりから不思議な形をした葉が見られるようになった.
花色の変化につれて葉の形も変わってきたのだろうか?花色については周囲が濃い青,淡い青,紫,花全体が白っぽい,白っぽくて青ピコティなど様々な変化が見られる.葉の方は5~6裂した先でまた枝分かれするような形が出現している.何かに対応しようとして進化しているのか何なのかは分からないが,記録として残しておこうと思う.

今年種からスタートした組で花・葉・イモ(出来ているものだけ)のセットで比較してみた.中には多粒植えになってしまった株もあるのでイモが複数出来ている場合がある.どのイモが写真の葉の該当株なのか分からないのが困りものだが….

まずはオーソドックスな形の葉を持つもの.

写真:オーソドックスなもの

1307号
1310号
1323号    
1329号
1331号   
1337号

次は葉が全体的に丸っこいもの.トロパの中ではブラキセラスの葉が元来丸っこい.ブラキセラスが混じっているのかもしれない.

写真:葉が全体的に丸っこいもの

1311号
1318号
1319号 
1324号
1326号
1327号
1328号
1330号
1333号
1334号
1336号
1339号
1346号

そして葉の形が一部独特なもの.白っぽい花色があるのが興味深い.この花は,地が白で花弁の縁に青のピコティが入るので「青ピコ」と呼んでいる.葉の変化と何か関連があるのだろうか?

写真:葉の形が一部独特なもの

1304号
1306号 
1309号
1338号